独島問題

歴史学者の和田春樹・東京大学名誉教授が1日、独島問題を解決するためには韓国側の主張を認めること以外に方法はないとの見解を示した。和田さんは日本とロシアの北方領土問題、日本と中国の尖閣諸島問題、韓国と日本の独島問題を挙げ、北東アジアの最も大きな危機要素は領土問題だと発表した。しかし、領土問題こそ解決できる問題だと言った。その解決策を提示した。一つ目は関連条約、協定、宣言、共同声明の重視と活用。二つ目は島の現在の状況で、島民の生活を最大限保障すべきだとしている。三つ目に、島とその周辺海域、海底資源をめぐる関係国との利害の調和を挙げた。また、独島問題の解決は尖閣諸島問題の解決にもつながると主張した。私はそのようなことで本当に解決できるのだろうかと疑問に思う。そんな簡単に解決できるほど、この問題は甘くないと思う。